【TV】福井テレビさんが取材に!福井テレビ Super NEWS 「ふくい元気企業」で2月25日に放送予定。

放送は2015年2月25日
今回は、テレビの取材同行をしたので、そのお話を。 2015年2月25日(水)18:15〜19:00 福井テレビ Super NEWS 「ふくい元気企業 」 のコーナーで放送予定の取材撮影に同行しました。 午前10時 まずは、社長へのインタビューからスタート。 福井駅前に1月31日にオープンしたばかりの「Paperglass FUKUI」店内で、弊社社長の西村が熱い想いを語った。。。はずです。 我々スタッフは、バックヤードにいたので何を語ったのか知らないのです。 そこは、みなさんと同じく放送で確認したいところです。 社長の話もそこそこに(火がつくと話がながいですからね)店内の撮影。 ペーパーグラスをレイアウトして、てきぱきと撮影が進みます。
放送は2015年2月25日

放送は2015年2月25日

  ここで、ペーパーグラスができるまでを極めて簡単に説明しておきますね。 ・精密ねじ、ヨロイやブリッジ、しのみ などの部品製造 ・線材を曲げて(ベンディング)リムやテンプルを製造。 ・それぞれの部品をロー付けして、精密ネジで組み上げる。 ・磨き・洗浄 ・メッキ処理 ・印刷 ・仕上げ(調子とり)   午後からは、協力業者さんの撮影へとうつっていきます。 午後1時 まずは「ロー付け」という工程の撮影。 「ロー付け」というのは、部品を接合する工程のことです。
ロー付け工程

ロー付け工程

ばらばらだった部品がメガネの形に近づいていきます。 精密ねじでテンプル(耳に掛けるつるの部分)を固定する「組み上げ」工程を経て、よりメガネらしい形に!
組み上げ工程

組み上げ工程

  午後2時 こんどは「仕上げ」の工程。私達は「調子とり」と呼んでいます。 手の感覚が頼りの職人技!
調子取り工程

調子取り

ペーパーグラスの調子とりは、一般的なメガネより難易度が高いです。 シンプルな構造のため、一見簡単そうに思えるのですが、そうはいきません。 一般的なめがねの調子とりは、閉じたときの形、開き具合、開いたときの形などを調整します。 ひとつの調整結果を得るために、ひとつの調整ポイントが存在するのです。 しかしペーパーグラスの場合、あっちを立てればこっちが立たず。 皆さんがご存知のペーパーグラスの形になる絶妙のポイントをさぐるのは至難の技。
職人技の調子取り

職人技の調子取り

ちなみに、私がはじめて調子とりに挑戦したときは、15分ぐらいたっても中途半端なバランスの残念なペーパーグラスしか仕上がりませんでした。 それが職人にかかると、わずか1分程度で美しい形のペーパーグラスに。 何度見ても驚いてしまう技術です。 午後3時 最後に「ベンディング」の工程。 リムやテンプルを製造しているところを撮影に行きました。 線材の送り出し量や曲げ角度などがプログラミングされていて、次々とリムが作られていきます。
リムを巻いているところ

リムを巻いているところ

次々と作られるリム

次々と作られるリム

この協力業者さんでは、磨きや洗浄もおこなっています。 磨き工程は「ガラ入れ」「手磨き」の2種類。 「ガラ入れ」では、木製のチップなどが入った機械にメガネフレームを入れて、長時間回転させて細かな傷までとっていきます。 その後の「手磨き」では、「ガラ入れ」では磨ききれなかった細かな部分をきれいに磨き上げていきます。 そして、超音波洗浄されて、次のメッキ工程へとすすんでいくのです。
超音波洗浄をまつペーパーグラス

超音波洗浄をまつペーパーグラス

ここで取材撮影は終了です。 職人たちの熱い想いをたくさん撮影していただきました。 きっと凝縮に凝縮をかさねて3分ぐらいの結晶となって放送されることでしょう(^^) この模様は、は2015年2月25日(水)18:15〜19:00 福井テレビ Super NEWS 「ふくい元気企業 」のコーナーで放送予定です! ぜひ、ごらんください!